38647人が本棚に入れています
本棚に追加
/1200ページ
俺一人で勝てない自信はある。
ルシファルトは、自身の力のなさは、誰よりも自覚している。
ノアは子供っぽいが見掛けによらず、何か隠し持っていそうだから、楽は出来そうだ。
そしてそのノア少年は困った様な表情をしてルシファルトに問い掛ける。
「あのルシファルトさん?そんな事したら…ルール違反にはなりませんか?」
やはり聞いてきたか。
ルシファルトは予め、ノアが良いそうな事を予測していた。もちろんその答えも決まっている。
「あのなノア?この大会にルールなんてない。いるのは根性とやる気、そして」
最初のコメントを投稿しよう!