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『うむ、トカゲの主人は妥当な案を出してくれる』
『望む所じゃ!地上を這い纏わるゴミに負ける訳がないからな!』
ラッキーな事に、二匹もやる気満々、しめしめとルシファルトが思っていると、ルシファルトの服をリリアーヌが無理矢理持ち上げ、自身の首根っこに落とす。
ノア少年も神獣ユニコーンに乗れた様だ。
『では僭越ながら私が合図を出させて頂きます。では!よーいっスタート!』
こうしてひょんな事から始まったクソ馬鹿馬鹿しいスピード勝負が始まった訳だが、
良く考えて欲しい。
普通の人間が、高速で移動し、空気抵抗が物凄い中、平常でいられるか、
答えは否である。
結局の所、獣二匹は、自らの主人達のために本来の速さの半分以下で競う事になった。
まぁ最後まで不満が残るのは否めない。
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