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ルシファルトはようやく理解した。
この神聖皇帝ノアを甘く見るなと言う事に。
この愛らしい外見はカモフラージュで中身はかなりどす黒い、さすがは西大陸の皇帝継承戦争で勝った男だ。
そう思いつつノア少年を見ていると、
「さ!ルシファルトさん行きましょうか」
そう言って暗い道をルシファルトの手を握って前に進む。
途中で男の悲鳴が聞こえて来たが、今気にしても始まらない。
そう思ってルシファルトはノア少年に着いて行った。
そして途中から悲鳴は小規模になって来たが、着々とこちらに近づいているに違いない。
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