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そしてようやく一筋の光が洞窟の奥に見えた。
「ルシファルトさん!出口です!あとちょっと!頑張りましょう!」
「あぁ!もちろんだノア!」
二人は互いを励まし合い、最後のラストスパートに入った。
息があまりにもキツイ、ルシファルトはそう思ったが、自分にはやらなければならない事があると言い聞かせ、最後まで踏ん張り、
光の外に出た。
眩しい陽光が二人に降り注ぐ。
最初は暗闇に目が慣れすぎて開けられなかった。
だが、ようやく目を開くと、
そこにある光景はとんでもないものだった。
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