エピローグ

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「な、な、な、な、なっ!!なんでサリュナがそれを持っているっ!!!???」 リゼールは思わず奪ったと言うのか、自分が持っているディアレイアと交互に見てしまった。 そして知ったのは、それは紛れも無い。 伝説の花以外になかった。 「わざわざユグドラシエルまで取りに行ったの!ルシファルトは絶対リゼールに渡すと思ったから! だから自分から取りに行くしかなかったのよ!さぁルシファルト?この花を受け取って!もし、ディアレイアの花が咲かなかったら私は完全にルシファルトを諦める!それでどう!?」 サリュナのひたむきなルシファルトへの思いがここまでなったら素晴らしいの一声では終わらないだろう。
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