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リゼールは開き直った様にディアレイアを前に出す。美しい花がキラキラと輝く。
「はっ!そんなの!マグレに決まってる!それに私の思いは必ずルシファルトに届くわ」
さらにズイッと差し出され、ルシファルトは、嫌な汗をかかなければならなくなってしまった。
なんでだ!?なんでだ!勇気振り絞って告白したのにまだ答え聞いてないのに!
ルシファルトは、悲しいかなそう思う。
だが、他にも嫌な汗の理由があった。
「さぁルシファルト!」
「私はルファを信じてるぞ!」
二人の四つの目がこちらに集中する。
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