エピローグ

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ルシファルトはゆっくりと身体を二人に向ける。 ルシファルトのお腹辺りに大事そうに持たれたディアレイアは、見事にリゼールが持つそれと同じ様に咲いていた。 「あの…咲いちゃった」 ルシファルトの嫌な汗のもう一つの理由がこれだった。 もう皆まで言うまい。 これがルシファルトが決断した結果であった。 「やった!やった!ルシファルトルシファルト!私信じてたよ!ねぇ結婚式場どこが良いかな!?やっぱり人が一杯入る教会が良いわよね!私調べたんだけどね!」 そう言いながら素早くルシファルトの腕にサリュナは自分の腕を絡めた。
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