エピローグ

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立憲君主国ではないため、憲法は制定されていないし、法もその方面に関してはユグドラシエル以外規定されていなかった。 となれば、習慣法に則るべきなのだが。 『習慣法も法としては効力は発揮しないのであれば私も大丈夫です』 とあぁ言えばこう言う事言う聖花とサリュナだった。 そこで女達だけで秘密会議が開催され、三人("出席した人数は不明")によってルシファルトにはわからない条約が締結したらしい。 それによって今日この日がルシファルトとリゼールの結婚式で次はサリュナ、最後が聖花となっている。 ルシファルトにとっては、苛酷な日であるには違いないが、幸せな日でもあるはずだ。
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