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「させるか…!」
機首よりレーザーイルミネータが出現。大沢はその照準をゴジラの眼球に向け、照射する。淡い青色の光線がゴジラの眼に飛び込んだ。
<グヴウゥン>
目潰し攻撃にゴジラは唸りながら瞼を閉め、怯んだ。
「今だ!大沢!」
「ダメだ!射線がズレた!やり過ごす…」
好機だったが、機体はゴジラとの相対速度が速すぎ、上手く照準が合わなかった。スーパーⅩはゴジラの左背後を通過。ゴジラの背後を常に取るよう、ゆっくり右へ旋回する。ゴジラは反撃より瞼を庇うように手を当てている。しかし目潰しも出力不足で眼球を傷つけるまでの効果は無かった。
空母側も鮮烈な戦いが始まった。
「空母への攻撃を開始する」
一方の朝鮮海軍機。紛争の舞台はテーブル交渉だったが、紛争は紛争。攻撃は既に認可されている。
「発進!」
空母も甲板に駐機させていた戦闘攻撃機を無理矢理でも発進させる。F/A-18E 2機はカタパルトで加速。朝鮮海軍機と対峙。
「やってやる…。ミサイル発射!(FOX 1,FOX 1!)」
先制攻撃はアメリカ海軍F/A-18E戦闘機。中距離ミサイル2発を北朝鮮軍のTu-22爆撃機編隊へ。
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