第二十五章~元カノ~

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「とにかく、あと3日しかないんですから!わかってます?」 「3日?」 「ほら忘れてる…お父さんから言われた、期限付きの勝負」 「覚えてるわよっ」 「俺……嫌ですからね?…忘れちゃってるままなんて」 「…………」 「奈央子さんと、離れたくねぇし…」 「…………」 「聞いてる!?」 「あ、はぃ」 「…ったく」 (――可愛い、って思っちゃった) 明彦は、再びふくれ面を見せた。
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