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幼心
ふと思い出す
小さな頃
私の手は
ホントに小さくて
母の手は大きかった
母は事故で
身体が弱ってた
抱き付きたくて
飛び付けなくて
いつも
後ろから手をつなぎに行ってた
やっとつないだ手
小さな私の手は
母の指を握ってた
ただそれだけで
とても安らげた
今 大きくなった自分の手
見つめて想う
私の手は
あの安らぎを伝えられるのかな?
同じように
この子たちに
…ぬくもりを伝えたい
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