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第三営業部…
つまり専務派閥で、どうやら、専務は普段、大阪にいるようだ。
ソリコミ「お疲れ様です。」
そう言うと、営業部に入って行った。
専務「おお!久しぶりやなぁ。元気しとったんか!」
小柄だが、なんか独特のオーラを身に纏った人だ。
横山やすしみたいだ。
思った瞬間、専務がこっちを見た。
専務「こいつは、なんなぁ?」
ソリコミ「名古屋から、こっちに研修で一緒にきたんです。営業部どこだっけ?」
俺「第一です。」
専務「あぁ、ダンディんとこか。」
苦笑いしてる。
専務「あんたも大変やなぁ。あんなお荷物のとこの配属か。」
なんか腹立つ。
専務「よっしゃ、なら久しぶりやけん、飲みに行くか!?ソリコミ!」
ソリコミ「はい!ありがとうございます!研修入ると全く飲めないんでうれしいです!」
専務「よっしゃ。なら、7時に会社に来いや。ついでやけん、そっちのあんちゃんも連れてこいや。」
俺「ありがとうございます…」
なんか複雑な気分だ。
それから二人でホテルに向かった。
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