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俺も気を取り直し、準備を始める。
筆記用具だけだから、直ぐに終わるが。
お坊ちゃまがまだ、暗い。
俺「そこまで落ちたら十分だろ?なんか困る事あるんか?」
お坊ちゃま「彼女と連絡が取れないじゃん。別れられるよ…」
それが一番の原因か。
俺「じゃあ、それが何とかなれば問題ないんだな。番号は分かるのか?」
お坊ちゃまが頷く。
俺「なら、何とかなる。しかし、連絡を取るのは一回だけ。いいか。」
お坊ちゃまがまた頷く。
俺「よし、なら準備しろ。」
慌ただしい奴らが帰ってきた。
タラシ「マジで可愛いわ!」
キツネ「じゃろ!?」
俺「なら、俺も見てくるかな。」
筆記用具を持ち、直ぐ行ける様にして行く。
タラシとキツネも用意してついてくる。
俺の目的は公衆電話の位置の確認だった。
見つかりにくい場所を探して、かけさせればいいから、とりあえず、確認。
ロビーに3つ。
だが、目立ち過ぎる。
他にないのか…
タラシ「あの受付可愛いじゃろ!?」
俺「可愛いな。」
タラシ「なんか素っ気ないなぁ。」
俺「時間ないから、そろそろ行くぞ。」
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