監禁生活

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みんな趣味や出身地、彼女がいるだのそれぞれ言っていった。 俺の番が回ってきた。 高卒で中途採用、年も上だと言うので、なんか疎外感が感じれた。 それから、俺に対するイジメが始まりだった。 人は大勢集まると、自分より弱い者を見つけ、自分の力を誇示しょうとする奴が現れる。 これは、正直仕方ない摂理なのかもしれない。 ミーティングが終わり夕食になった。 かなり豪華だ。 マグロの刺身や、今まで食べた事も見た事のない御膳が並んでいた。 食事が終わり開いた時間。 それは起こった。 違う班の奴ら数人が俺を呼び出した。 A「何であんたみたいな人が、ここにいるのかねぇ。」 俺「会社の指示だ。仕方ない。俺も大卒でも、こんな事しか出来ない奴と受けたくないよ。」 あくまでも俺は引く気はなかった。 俺「用が無いなら行くぞ。」 B「ちょっと待てよ!」 一人が俺の腕を掴む。 俺「何だよ。」 B「調子にのるな!」 殴り掛かってきた。 あえて一発もらう。 それで一気に腕を引き払い逃げた!
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