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部屋に戻るとみんな集まり、ソリコミを中心に勉強していた。
ソリコミ「大丈夫なのか?」
俺「何がですか?」
ソリコミ「だいたいの話は聞いた。呼び出しされて連れて行かれたそうだな。」
俺「はい。」
ソリコミ「強いんだな。」
俺「そんな事ありませんよ。」
ソリコミ「だが、社会人なんだから、喧嘩はまずいぞ。」
俺「すいません。」
ソリコミ「まぁ、いい。準備して座れ。勉強を再開するぞ。」
しばらくすると、Aが俺を呼びに来た。
A「部長がお呼びです。」ソリコミと、俺が呼ばれた。
ソリコミ&俺「失礼します。」
ダンヒル「座れ。」
ダンヒル「確かに、つまらない理由で呼び出したのは本当だが、殴ったのはお前からだと言ってるぞ。」
俺「それは嘘です。殴られたから、俺は人目がある場所に逃げて手を出しました。居た人に聞いてもらえば分かります。それに、もし先に手を出してたら、あの場で追いかけるのは俺の方です。」
ダンヒル「確かにな。ただ、お前も殴ったんだな。」
俺「そりゃ、やられますから。正当防衛です。」
ダンヒル「やり過ぎじゃないのか?」
俺「中途半端なら、また、繰り返しになります。」
ダンヒル「そうか…」
ダンヒル「だが、騒ぎを起こしたのは認めるな?」
俺「はい。」
ダンヒル「じゃあ、あいつらの班長を呼んで来てくれ。」
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