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そいつらの班長を呼んで、部屋に戻った。
タラシ「お前めちゃくちゃ強いじゃん!瞬殺だよ!止める暇もなかった。」
俺は無視した。
こうして、俺は腫れ物になった。
イジメの標的が変わっただけだ。
なんの解決にもなってない。
キツネ「風呂入りに行こうぜ!」
もうそんな時間か。
俺「おう!行こう。俺昨日入ってないから。」
タラシ「俺も、俺も。(笑)」
風呂は大浴場だ。
みんなで行くがやっぱり注目は俺に集中してる。
男って強いとかそう言うのに変に憧れを持ってしまう。
そこに、Cが入ってきた。
俺「おい、ちょっとこい。」
周りに戦慄が走る。
C「なんだよ。」
俺「何身構えてるんだ。背中を流してやる。来い。」
C「いいよ…」
俺「負けた奴が何言ってんだ。来い。」
渋々ついてきた。
俺「すまなかったな。痛かったか?」
背中を洗いながら言った。
C「当たり前だ!俺は手を出して無いのに。」
俺「直接手を出さなきゃ悪くないのか?」
C「…」
俺「ずる賢い論理だ。お前が呼び出そうって言ったんだろ?」
C「…」
俺「別に特定させる気はない。ただ、せっかく、人を指示出来る能力があるのにその使い方を誤るなよ。」
C「…」
俺「次、俺の背中を流せ。」
そう言って湯をかけた。
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