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「朋 起きろ」
軽く肩を揺すられて
「…うん……今、何時…?」
手探りで携帯を探していると
キュッとその手を握られた。
……何…?
眉間に皺を寄せながら
重たい瞼を開く。
「…起きた…?」
何故か
目を開くと
すぐ近くに涼太くんの素敵なお顔が。
「……えっ…な…っ
涼太くん……」
「…意外にお前って、寝起き悪いんだな…」
チュッ
悪戯っぽく微笑む涼太くんに見惚れていたら
唇に一瞬だけ柔らかな感触がした。
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