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"なんだよこのギャル、
顔黒いし、化粧濃いし、なんか香水の臭いキツいし、
俺の一番苦手なタイプだな"
とりあえずパス、と決めつけ、お目当ての子を待った。
ある程度お酒も入り打ち解けてきたので、皆でカラオケに行く事に。
俺はお目当ての子のとなりをゲットし、カラオケそっちのけで好きなアーティストの話などで盛り上げていった。
ところがその間チラチラと視線が気になる。
"なんだよあのギャル、ジロジロみやがって、
もしかして気に入られちゃったかなぁ"
やがてカラオケが終了して解散になり、"ここで勝負だ!"
と連絡先を聞こうと意気込んだその時、後ろからチョンチョンと肩を叩かれる。
「ねぇジュンくんだよね?」
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