白く明るい牢獄で少女は眠る
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数人しか待っていないのに、随分待たされた。 その間少女は口も利かずじっと座っていた。 心ここにあらずと言った感じに見えた。 白い頬は秋の桃のようにほんのりと染まっているのに、ちっとも健康的じゃなかった。 病院が似合い過ぎていた。 少し室温が低いのかもしれない。僕は寒くなった。
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