空の向こうに行くのと彼女は言う

8/8
前へ
/94ページ
次へ
屋上から羽ばたこうとしていたそらちゃんか…… 「……そらの……向こうに行くの……」 呟くような声だった。 僕は何だか背筋が寒くなりながらも、彼女につられて空を見上げてしまった。 真っ青な、快晴の…… 不気味なくらいきれいな空だった。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加