はじめに

2/2
前へ
/65ページ
次へ
東洋医学では、人体は外因・内因・不内外因により健康が損なわれるという。 現代はストレス社会であり、アロマ・マッサージ・カイロ・食事・運動等により健康や癒しを求める人が増えている。 今回は健康維持の一つとして、経穴(ツボ)の位置と適応疾患を経絡別に書いてみました。 【経絡】…気の流れの道のことで、正経十二経と奇経八脈がある。   【正経十二経】 〇陰経…肝経・心経・脾経・肺経・     腎経・心包経 〇陽経…胆経・小腸経・胃経・大腸    経・膀胱経・三焦経 【奇経八脈】 〇陰経…任脈・衝脈・陰きょう脈・    陰維脈 〇陽経…督脈・帯脈・陽きょう脈・    陽維脈 【経穴(正経)】 原則的に経絡上に存在する。 【奇穴】 経絡に所属しないが、部位が固定して存在する。 【阿是穴】 経絡に所属せず、また部位も固定せず、病変の状態により出現すると言われる。 正経十二経のほか、奇経八脈の中で正経十二経を取穴する際に目安になる【任脈・督脈】を加え書いていきたいと思います。  東洋医学の考え方は現代医学や西洋医学とは異なり、科学的に証明する事の出来ない事が多々あります。 なので、ツボを押したのに治らないじゃないか💢と言われても困ります。 あくまで、ツボを押して少しでも状態が軽減したらラッキー✨と思える程度で読んで頂けたらと思います。      🍁豆知識🍁   【外因】…六淫(風・暑・火・湿・燥・寒)の気温や環境による原因   【内因】…七情(怒・喜・思・憂・悲・恐・驚)の感情的な原因   【不内外因】…暴飲暴食・労倦(疲労)・房事過多(性生活)・外傷等の外因・内因にも属さない原因       WHO(国際保健機関)と国内の企画とも異なるが、人体には約700強の経穴が存在すると言われる。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

54人が本棚に入れています
本棚に追加