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…ゴト
私は思わず持っていたプリンを落としてしまった
「…美月…………」
晶君が私に気づいた
私は思わず落としたプリンを拾いながら
「あ、ごめん…プリン…落としちゃった、えっと…プリン…じゃなくて、
チャイムならしたんだけど、誰もいなくて…」
かなり動揺していた、晶君と一瞬だけ目があった
私はすでに泣いていた
「待って、美月…」
晶君が何か言おうとしたが私はそれどころではなかった
逃げるように家に帰った
…いや…逃げたのだ
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