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そそくさと乗り込んだ理由は自分が座る場所を確保をするためだ。
一番に乗れば座れるだろうと思っていたがその期待は打ち破られた。
どこを見ても空いている席はなく学生がほとんどであった。
ちらほらと立っている学生もいた。
大輝:「マジかよ…(嘆き)」
俺達はこれほど多いと思っていなく、仕方なく立つことにした。
電車に乗ってすぐに康明の異変に俺は気付いた。
大輝:「なにきょとっとんじゃ!」
康明はキョロキョロ見渡しながら静かに言った。
康明:「だって知らん奴ばっかりやし…」
確かに他高が多くてなんか他の国に来ている感覚だ。
ってそれは言い過ぎか…
しかもそこら辺では新入生のガンのとばし合いが始まっていた。
はぁ……朝から勘弁してくれよ…
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