双子の幼なじみ

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「オッス、相馬、おはよう」 相馬達が教室に入ると茶髪の軽そうな男子が声をかけてきた 「よう、慶志、今日も相変わらずのアホ面だな」 「誰がアホ面だい、霞ちゃんと霧香ちゃんもおはよう」 慶志と呼ばれた男子は相馬の後ろにいる霞と霧香に笑顔を向ける 「おはようございます、久額君」 「あいさつはええからはよそこどいてんか、うちらが入れんやないの」 霞はきっちり腰を曲げて返礼したのに対して、霧香は軽口で返した 「ん?ああ、ごめん」 そう言って道を譲った慶志の脇を通り過ぎて霧香は自分の席に向かい、霞もそれにならった 「いやぁ、あんな美人姉妹に囲まれて羨ましいねぇ、このこの」 「ええい、うざい!」 「ゴフゥっ」 冗談30% 本気70%位の割合の慶志のボディブローをカウンターして床に沈めてから相馬は席に着く、他のクラスメートは慶志が床に沈むなんてことは日常茶飯事なので全然気にしてなかった 「登場1話目にして何この扱い…俺何かしましたか?教えてゴッド」 慶志は涙で床を濡らしていた
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