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「ハナ、ずっと寝てたんだけどね…もう…今さっき…」 「何でだよ!あと三分で着くからさ!!」 「ハナもがんばったんだよ、きっと。もうちょっと生きようって…もしかしたらあんた待ってたのかもしれないね」 「もうあと二分で着くから!」 そう言い、彼は強引に電話を切った。 これ以上聞きたくはなかった。 「次は神立~神立~」 彼は目的地に着くと、実家へ駆け出した。 GOD STAND 神の降り立つ地。
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