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「次は日暮里~日暮里~」
朝だと言うのにも関わらず、電車の中は人で溢れていた。
彼は降りるドアの近くで立っていたので、すんなり降りることができた。
ここまでくれば、あと半分
あの怖がりですぐ怯える、でも自分の家の中だと甘えん坊でくっついてくるハナに会える。
昨夜の母の電話、
゛もうハナが死にそう゛
という連絡を受けて心配していた。
でも自分が家に帰れば、ハナは元気になる、きっとそうなるって考えてたんだ。
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