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「次は柏~柏~」 ここまで来ればあと少し、早る気持ちを抑え、座っていた。 山手線とは打って変わり、誰も居ない常磐線だった。 静かに電車の動く音しか聞こえない。 ガタンゴトンと揺れ、それに伴い彼も揺れる。 朝5時の電車に乗った彼には、その揺れは優しく響く… そして、眠りに落ちた。
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