突然届いた贈り物

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「そういえば お前はどこの高校にいくんだ」 俺は暇だから聞いてみた。 「泉高校(イズミコウコウ)ですよ。 大介君と同じ」 「何でお前が俺のいく高校を知っているんだよ」 「お義父様からお聞きになりましたからです。 ちなみにお義父様が私の学費も払っていただけます」 ちなみに親父が勤めている会社は大企業だ。 確か名前は……何だっだったけ? とにかく結構稼いでいるらしい。 「これから お前はどうす「私の名前は渚です。 昔のように渚と呼んでください」 俺の話を遮るなよ…… 「渚はこれからどうするつもりなんだ?」 「私はここで暮らして大介君が18歳になったら大介君と結婚します」 「ふーん だが断る」 「はぅぅ、どうしてですか?」 「理由は簡単 俺は渚ことをよく知らないから」 そう 昔よく遊んでいたが、それは3ヶ月の間だけだ。 俺が知っていることとしたら、料理が下手なことぐらいだ。 それ以前にそんなに早く結婚したくない。 「…………」 渚は黙って俯いていた。
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