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しばらくして 渚は口を開いた。
「……確かに私も大介君のことを100%知っている訳ではありません。 けど…… 私は大介君のことが好きなのです!!」
俺は意表を突かれた。 まさか渚が本当に俺のことが好きだということに……
「だったら 賭けをしょうぜ」
「賭けですか?」
「いまから 16歳になる12月18日までの間に俺が渚のことを好きになったら、渚と結婚することを考えるよ」
「もしも 好きにならなかったら、どうなるんですか?」
うーん どうしょう。 さすがに施設に帰れとは言えないしな…… そうだ
「ポテトチップス(コンソメ味)を奢ってくれ」
「えぇー―っ!? それだけでいいのですか?」
特に欲しい物やして欲しいことがないからな。
「わかりました…… 絶対に勝ってみせます」
どうやら 渚は本気のようだ。
こうして 俺と渚の戦いと同棲生活が始まった。
よく考えたら、バターしょうゆ味にすればよかった……
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