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洗顔など一通りの朝の儀式を終え、真人がリビングに顔を出した。
「楓ぇ、今日の朝飯は~?」
「あっ、お兄ちゃん!おはよう。」
「あぁ、おはよ。」
「和風パスタとサラダ♪今日はね、風香ちゃんと一緒に作ったんだよ。」
「そうか、風香あんがと。」
「うん。これくらいなら毎日でも…」
「ん?なんか言ったか?」
「…真人の馬鹿。」
「…お兄ちゃんの馬鹿。」
「ん?なんか言ったか?」
「「もう!なんでもないです~!」」
(え~っ!?なんか疎外感が…
…気にしても仕方ないし、食べちゃいますか…
…いえいえ、決して拗ねてませんから。……拗ねてねぇもん…グスン。)
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