370人が本棚に入れています
本棚に追加
「ふぅ、ごっそさん。」
「「ごちそうさま。」」
女衆(って言っても風香と楓だけだが)が食器を片付け、洗い物をし始めた。さすがにいつも家事を任せてあるだけに手際が良い。
風香は…って、こいつも手際が良い。
…真人はなんだか負けた気分になりました。
そんなこんなで家を出る時間になりました。
「お兄ちゃん、風香ちゃん、行ってらっしゃい。」
「おぅ。」
「うん!行ってくるね。」
学校へは徒歩通学。わざわざ近いとこを選ぶあたり真人らしい。
「今日は朝飯作ってくれて、サンキュー。
いつも楓ばっかに任せっきりで迷惑掛けてるからさ…。
てか、いつの間に料理上手くなったんだ?前はそんな得意な方じゃなかったよな?」
最初のコメントを投稿しよう!