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流れ逝く悲しみに包まれて消える心………
貴方が残した紅い色の結晶(クリスタル)………
形見だと言わんばかりに妖しく光り………
私に……語り掛けてくる………
"どうしてまだ、泣いているの?"
"いつまで、泣いているの?"
"いつになったら、泣きやむの?"
"いつ、彼のために笑顔になるの?"
"彼は貴女に、泣いてほしいなんて思ってないのよ"
"貴女に、笑っていてほしいから私を貴女に託したのよ"
"だから、笑って"
"天国にいる、彼に見えるように"
"貴女の………満面の笑顔を………"
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