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僕は歩く。
足先は闇に包まれ
行き先に道は無い。
道行く人々の群れは光を失ったガラスの目と
機械仕掛けの体で太陽の放射能を浴びて流れる。
いつからだろう…。
こんなに心が動かなくなったのは…。
誰しもが心を無くし、夢や希望を忘れ、盲目へとなった。
学校とゆう檻では、大人になった機械が、子供の心に機械のゼンマイをはめ込む。
子供らしさを失い、子供の頃から大人だった人間は、子供をやらずに機械に飲まれてしまう。
まるでそれが当然であるかのように日々は過ぎ、
そんな社会に放り込まれた人間も、
また、
思い出す事もなく幼き頃の無邪気な自分を失い、忘れてゆく。
生まれた日の、純粋な目で見上げた世界は
一体どこへ行ってしまったんだろぅ
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