Prologue

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コツコツコツコツ 暗い路地には足音が妙に響く コツコツコツコツ 赤いコートを来たダンテは一人路地を歩く コツコツコツコツ・・・ ふと、ある一件のバーで足が止まった ・・・・ 「はぁ?暴力バー?」 「ああ、トルケドゥールというらしい」 「訳わかんねぇ名前だな」 「ああ、ただこのバーはな恐ろしい事に酒飲んだら金じゃなく命取られるらしい」 「明らかに流行おくれだなで、それだけで何で俺んとこ来た?」 「付近では数ヶ月前から悪魔の目撃情報が大量に記録されている。それに、ご近所さんが団体組んで金集めて依頼してきたからだ」 「・・・悪魔、か」 「いいぜ、場所は?」 ・・・・ ガチャ 「よう、あまりみねぇ顔だな。注文は?」 「ストロベリーサンデー」 「おいおいここはガキの来る所じゃないぜ」 店内は狭い 客はダンテと後ろでポーカーをしている三人だけだ 「そうかい、その割には酒より血の匂いのほうがキツイようだが・・・」 「・・・」 「まあ、いい。それよりマスター最近流行らねぇ暴力バーて知ってるか?何でも金の代わりに命持って行かれるって話しだ。おっかねぇ話しだぜ」 「クソッ」 「悪いな」 突然ポーカー三人衆が声をあげた 「
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