13人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
コツコツコツコツ
暗い路地には足音が妙に響く
コツコツコツコツ
赤いコートを来たダンテは一人路地を歩く
コツコツコツコツ・・・
ふと、ある一件のバーで足が止まった
・・・・
「はぁ?暴力バー?」
「ああ、トルケドゥールというらしい」
「訳わかんねぇ名前だな」
「ああ、ただこのバーはな恐ろしい事に酒飲んだら金じゃなく命取られるらしい」
「明らかに流行おくれだなで、それだけで何で俺んとこ来た?」
「付近では数ヶ月前から悪魔の目撃情報が大量に記録されている。それに、ご近所さんが団体組んで金集めて依頼してきたからだ」
「・・・悪魔、か」
「いいぜ、場所は?」
・・・・
ガチャ
「よう、あまりみねぇ顔だな。注文は?」
「ストロベリーサンデー」
「おいおいここはガキの来る所じゃないぜ」
店内は狭い
客はダンテと後ろでポーカーをしている三人だけだ
「そうかい、その割には酒より血の匂いのほうがキツイようだが・・・」
「・・・」
「まあ、いい。それよりマスター最近流行らねぇ暴力バーて知ってるか?何でも金の代わりに命持って行かれるって話しだ。おっかねぇ話しだぜ」
「クソッ」
「悪いな」
突然ポーカー三人衆が声をあげた
「
最初のコメントを投稿しよう!