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「・・・はぁ~」
(Devil May cry)の硬い椅子にダンテは身体を沈め寝ている
ギィィ・・・
カチャン
古臭いドアを開け背中にやたらとでかい銃を背負った女が入って来た
「ん・・・レディか」
レディと呼ばれた女性は少し呆れた顔で
「あんたはいつ来ても寝てるわね」
「仕方ないだろ?今は寝てるが、喧しい女と金にならない仕事の持ってくる人使いの悪いじぃさんに振り回されてんだからな」
「おいおいダンテ、俺ぁ金になる仕事ばかり持って来てるぜ?まぁ成功すれば、だがな」
いつの間にかモリソンがDevilmaycryの二階から降りて来ていた
「じゃあお金が無いのは失敗するから?・・・フフ、大変ね。」
「うるさい、成功してるさ、だが、なんだ訳ありな依頼主が多過ぎで金を払ってくれないんだよ」
「それは仕方ないな」
「で、モリソン。いつここに来た?」
「ダンテが寝てる間さ。仕方ないから上でお嬢さんとポーカーでもしてたのさ」「で?パティは」
「あそこに居るわよ」
見ると部屋の角のソファでパティがブスッとした顔でダンテを睨んでいた
「あ!そうそう郵便受けはちゃんと見ときなさいよ」
レディがダンテに封筒サイズの小さな小包を手渡した
「差出人不明か・・・
ん?手紙?」
゛便利屋Devilmaycryダンテ様
モリソン様に招待状をお渡しし忘れたのでお贈りいたします
この懐中時計が招待状ですお忘れのないように〝
「懐中時計か・・・」
豪華なケースを開くと金の懐中時計が中に入れられていた
「で、モリソン。どういうことだ?」
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