伸也の気持ち

6/7
前へ
/34ページ
次へ
「なあ、お前好きな子いるのか?」 帰り道、遊貴が伸也に言った。 「ん?いねえよ。」 伸也はそう答えた。 「そか。そういや、お前に好きな女がいるってのは一回も聞いたことねえな」 遊貴はため息混じりにそう言った 「そだな。」 と伸也 「お前女を好きになったことあんのかよ?まさかゲイ?笑」 遊貴は笑いながらそう言った。 「ちげぇよっ!」 伸也は遊貴を怒鳴りつけ胸ぐらをつかんだ。 「ちょっ!何キレてんだ!」 遊貴は驚きそう言った。 いつもはノリの良い伸也が、多少冗談でおちょくらても笑い飛ばす伸也がキレたのだから。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加