プロローグ

2/6
前へ
/119ページ
次へ
「春やなぁ」 「あぁ春だな」 「こんな日は……なんかおかしくなりそうだ」 「それ、いつものお前じゃん」 こんな会話の相手は仁志だ。仁志と同じ大学に通っている。てな訳で今は昼飯を食べている。  「なぁ仁志よ。お前彼女とはどうなんだ?」 「ぼちぼちだな。うん、棚からぼちぼち。なんちゃって」 「帰れ」 仁志に彼女がいたのがわかったのは最近になっての事だ。
/119ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1613人が本棚に入れています
本棚に追加