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私のその言葉を聞いて言い返す執事。
「あのなァ?今日は平日だ。学校あるだろーが。バリバリ外出るじゃねーか」
「学校行かない。ダルい。」
「アリス…お前なぁ…」
ムスッとした顔の私を見て執事は言葉を濁した。
と、思ってた。
「ち。しゃーねぇなぁ…ほらヨ」
「ちょッバカァ!降ろしてカノン!!」
カノン=執事。は私の体を抱き上げて部屋を出ようとした。
必須で抵抗したけど、意味ナシ。
「アリス、お前寝間着のままで学校に行け。朝メシはいいからな、んで学校まで俺が送ってぐから」
「いやいや!制服で行くし、自分の足で行くからッだから降ろして!!バカカノン!!」
「…言ったな?よし。学校行くんな。今から制服持ってくるから待ってな」
ニヤリ。カノンが笑って、そう言葉を残してきえた。
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