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今日は久しぶりの
教室登校日です……///
「…絶対、無理だよォ…!!」
やっぱり怖い…
「お前きもいんだよ」
「どっか行っちゃえ!!」
昔の記憶が蘇ってきて
私の心を鈍らせる
ひたすらそんな事をいつもの
プラットホームで考えていると
蓮が一瞬プッと笑って
電車から降りてきた。
「やっぱりここにいたッ!!
凛ならこのプラットホームに
絶対いると思ったんだ///笑」
「どうして…??」
「一人でまた
固まってるんじゃないかって
思って💧笑
でも凛は俺との約束は
守ってくれる、そう思ったから」
「蓮くん…」
「さぁ、一緒に行こう!!」
「でも…あたし…」
「大丈夫、俺がついてる。
心配すんな!!」
そう言って
彼は私に手を差し伸べた。
私は一度裏切られて
人を信じることなんて
もうできない
そう思っていた…
だけど、なぜか彼の
飾らない優しく笑うその笑顔を
差し伸べてくれたこの手を
信じてみようと思った。
「さぁ…!!俺と一緒に
来てくれますか??お姫様💓」
「はい…///」
そうして私は彼の手をとった。
私より温かくて優しい
彼の手が私の手をそっと
包み込んでくれた事に
私は安らぎを覚えたのだった。
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