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今日は快晴だ。
優しい風が吹き抜けて、とても気持ちのよい日だ。
こんな日には何かはじまりそうな気分だ!
僕の名前はトオル!
どこにでもいる普通の中学生だ。
だが、最近になって不思議な点が一つある。
一日が終わり眠りにつくと、必ず同じ夢を見るのである!
気がつくと暗い路地を歩いていて、周りはレンガ建ての古びた街並み。
それから何より通りが狭くて長い道のりなのだ。
そしていつも夢の最後のほうで聞こえるのが、透き通った少女の声だった!
「きこえる?」
と何度も問いかけてくるのだ。
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