始まり

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ベラベラ話ながら、親父を騙したお金で、買い物しまくった。 高校生のくせに ヴィトンのカバン。 更にブランドの紙袋を両手に抱え 制服のまま シャネルへと入ろうとしていた。 「ねぇ!チョットぃぃ??」 若い男を2人連れた 30代なかばくらいの男性に声をかけられた。 「…… 志乃! またAVかキャバの勧誘だょ。」  またか…  面倒くさっ。 最近、町を歩くと キャバクラのスカウトばかりだった。 そのやりとりが聞こえたのか 「そんな風に見える?(^^ゞ?」    見えます!! 「 (;^_^A ぁのさぁ、スカウトして良いかな?♪ キャバクラじゃないょ(^^ゞ 昼の商売に」  ん? 昼?  夜じゃなくて??
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