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「春日仁です。よろしく」 差し出された手に、変な胸のドキドキを覚えた。 「野木真奈美です。よろしくね」 ――考えてみれば、あの時から私はもう…仁に恋してしまっていたんだと思う。 ありふれた小2の夏休みが、ヤツの登場によって急に忙しくなった。 .
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