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「…夜デートだったら今から準備する必要なくない?」 私の言葉が冷たく響いてしまったのか、奈々は急に唇をとがらせてしまった。 「今日会えると思ったら朝早く起きちゃって…暇だったんだもん」 …チークを塗ったピンクの頬は、恋する女だけの特権だと思った。 「…ごめん。その気持ちわかる気がするよ」 .
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