不登校の日々

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朝起きて、息子二人を小学校と保育園へ送り出す。 娘は、昼夜が逆転していた。 「ほらほら、早く食べて」 「……」 「ほらー!元気ないぞ~?」 「お母さん。なんでお姉ちゃんは起きないの?」 「あ、うん。えーとね、ちょっと風邪らしい。しばらく休むよ」 「…ふ~ん」 「お姉ちゃんはいいから、自分のこと自分のこと!お。光聖、星座占い一番じゃ~ん!光輝は…。あっはっは!ぺけ~!」 「うわーん!!」 「うっは。泣かない泣かない(笑)」 弟達にも何かあるのはわかっていた。 私だけが異様にはしゃいでいた気がする。
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