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今思えばあの頃はまだ余裕があった。
短期間で復活するはずだ、いや復活させてみせる!と意気込んでいた。
夫ともよく話をしたが、私の報告をふんふんと聞く割には何のアドバイスもなく物足りなかった。
まあ、それはいつものことで。
担任の先生がついているし、相談しながら娘の様子を見て胸の内を聞こう。
『不登校』という問題が、よりによって我が家に起きた。
当然、慌てたし困ったし泣きたかった。
「ウチの子に限って」
心底そう思った。
しかし、なんとかなると思った。いや、そう信じていた。
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