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時間になり、俺もジュースを買って店を出る
『よぉ』
声のするほうに向くと、さっきのタバコのヤンキーがいた
「…わざわざ待ってたの？」
その言葉にヤンキーはキレたらしい
「あっ？おまえちょっと生意気やな？」
そう言ってヤンキーは殴り掛かった
俺はモロに良いパンチを貰い倒れる
その後散々に蹴られ殴られ
『よえぇのに調子のんなよ』
とまで言われた
確かに痛い、痛いが…だからなんなのだ
俺は立ち上がり、ポケットからタバコを取り出した
ヤンキーはポカーンとした顔で俺を見た
あまりに視線が熱いので
「吸う？」
と言った
ヤンキーは我に返ってまた俺に殴り掛かった
俺はまた良いパンチを貰うが倒れるほどじゃない
「なんか疲れたな…」
ヤンキーとの絡みにも疲れてしまった
「コレあげるよ」
俺は自分のタバコをヤンキーに投げた
俺は地面に落ちた荷物を取り、帰り始めた
後ろでヤンキーがごちゃごちゃ言ってるがどうでもいい
ただ早く家に帰って寝たい
ふと空を見るとたくさん星が見えた
「今日は確か…晴れてたな」
最近周りに全く興味がない
進学もしないでプー太郎
中学の友達はみんな高校にいって気まずい
まぁ元々友達が多い訳じゃないけど
家に帰って部屋に入る
買ったコーラを飲むと口の中が痛い
口の中がめちゃめちゃ切れてるのに気付いた
しょうがないから冷蔵庫にコーラをしまい
シャワーを浴びた
風呂から出て、試しにまたコーラを飲むが、やっぱり痛い
俺は諦めて歯を磨いて早々とベッドにもぐりこんだ
「俺、いいのかな…」
そう呟くと現実から逃げるように目をギュッと閉じて眠った
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