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次に来た客は…
「ヤンキー…」
『セッター』
「250円」
『…あっ』
ヤンキーの向く方にパシリがいた
『あっ』
「あっ」
『あ~良いとこいた、タバコ買ってくれよ』
ヤンキーは笑ってパシリに言う
「中学生には売りません。自分の金で買え」
『うるせぇなお前、いいだろがよ』
「おまえなぁ…」
『あの、250出しますから…』
『さっすがぁ~』
「ダメ!」
結局俺の意地で買わせなかった
それより俺はヤンキーにムカついていた諦めて帰ろうとするヤンキーを追い掛けて捕まえた
「おまえさ、あの子の気持ちわかってんの?」
『なんだよお前…』
「お前最悪だぞ」
『俺はホモじゃねぇの、気持ち悪いんだよ、でもパシリとしちゃ役に立つからいいんだよ』
なんか知らないけど非常にイラッとしてヤンキーをぶん殴った
『いっ!』
ヤンキーは床に倒れた
『てめぇ!』
そこにもう一発ぶん殴った
「あの子は女なんだ!勇気もっててめぇにコクッたんだぞ!
なのにてめぇはそれをもて遊んで…クソヤロウだ!」
『うるせーな!断りゃいいんだろうが断りゃ』
「この馬鹿!」
もう一発ぶん殴った
「断る前にちゃんと受け止めてやれよ!真剣に考えてみろよ!男とか女とか抜きにあの子のこと見てやれよバカヤロウ!」
もう一発ぶん殴って俺は逃げた
あ~最悪だ、店を飛び出しちゃった…クビだよ
俺は余計に苛立って柱にパンチした。
予想以上に痛くて後悔した
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