涙の訳

初デート

日曜日ウキウキ気分のあたし。

いつもなら早起きしないあたしが１番先に起きて台所に。

今日のデートに持って行くお弁当作り。

一人暮らしの亮太にあたしの手作りのお弁当食べてもらいたいの。

台所でガタガタ作ってたらお母さんが

「きゃぁ～泥棒かと思ったじゃない。」

「起こしちゃった。ごめんなさい。」

「珍しいはね。梨華が台所で料理なんて、さては？彼氏でも出来たの？」

「やだなぁ、お母さん友達だって！今日あたし出かけるからね。」

お母さんはお弁当作り手伝ってくれて「どんなお友達？仲良くなったら遊びに来てもらいなさいね」

「お母さん、わかったょ、お弁当手伝ってくれてありがとう」

部屋に戻ると携帯にメール。
亮太が（おはよう、10時に駅前で待ってるね）

（おはようございますデート楽しみです。）

急いで支度して駅で先に待ってよう。