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そうだ。泣いてる場合なんかじゃない。 美沙紀は、涙でグシャグシャになった顔を拭きもせずに、再び歩きだした。 美沙紀、貴女は何をしにここに来たの? 人の幸せを羨む為じゃないのよ。 あいつに、あの憎い女に復習する為、思い知らせてやる為でしょう。 美沙紀は自分に言い聞かせるように何度も呟きながら、ショルダーバックの中に手を入れて、大切に持ってきた物を確認するかの様にしっかりと掴んだ。
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