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大部分はあきらかにインチキ臭い噂話程度のものだったが、中には もしかしたら と思わせる様なリアルな書き込みもあり、美沙紀は次第にその恐ろしくも不可思議な話にのめり込んでいった。 憎い相手に呪いをかけられる。 少し冷静に考えれば、そんな事が現実にあるはずがないのは当然美沙紀にも分かっていた。しかし、今の彼女にはそれを一蹴するだけのパワーはなかった。
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